「第21回川越まちゼミ」に参加しました

去る2025年3月、埼玉県川越市で開催された「川越まちゼミ」に参加しました。
講座タイトルは「親子で体験!フローチャートを書いてみよう」。
昭和のプログラマーには必須であったテンプレート定規。
今やなかなか見る機会もありませんが、とても素敵な道具。
ものごとの「開始」から「終了」までを順序だてて可視化できる[フローチャート]を書くための道具。
そう、「プログラミング的思考」の助けとなるものです。

講座ではこのテンプレート定規を使用。
親子でフローチャートを作成しながら問題の解決に取り組んでいただきました。
その課題は「カレーが食べたい」。
「プログラミング的思考なのにプログラミングしないの!?」と侮るなかれ。
「プログラミング的思考」は日常のどんな場面でも活用できる、とても便利な考え方なのです。
・「カレーの作り方を順序処理で丁寧なフローチャートに起こす親子」
・「その時の気分で辛さをどうするか、条件を組み込む親子」
・「自分で作るのではなく、宅配サービスの使用を選択した親子」
・「野菜の茹で時間を繰り返しで表現する親子」
・「食材がどこに行っても売り切れてしまっているときはどうすればいいかと考える親子」
「カレーが食べたい」という題材のなかにこれだけ多くの「かんがえる」が詰まっているのです。
他にも考えればまだまだたくさん。
どのご家族も真剣に、そして楽しそうに講座に参加していただけたと感じました。
なにより、子供たちの自由な発想で、講座を行った私がとても楽しませていただきました。
ご参加いただきましたご家族の皆様、ありがとうございました。
